経験による勘とデータ分析、どちらが大事?

この記事は3分で読めます

競合他社が次々に新製品を出してくるし、
新しいキャンペーンをどんどん出してきます。
各社が互いにお客さんを奪い合っている状況の中、
こちらも負けじと次々と策を打つ必要があります。

売上や利益を確保するためには、他社を上回る打ち手を講じる必要があります。
でも、より良い打ち手なんてパッと思いつきますか。
あらゆる宣伝手法、マーケティング手法、
技術革新が行われている中で、
どれか1つの方法に頼るのは心細いのは仕方ないと思います。

なぜA/Bテストを行う必要があるのか

明らかに良い施策があればいいのですが、
ほとんどの場合、いい施策かどうか、
やってみなければ分からないという状況が多いのです。
そこで、施策をAとBに分けて、どちらがより成果をあげるか
テストを持って判断した方が、選択に納得性が高まります。

A/Bテストを行う上での注意点

アクセスが多いもので実施すること

アクセスが少ないもので実施しても、結果の違いが出にくいです。
アクセスが1のものが2になったとして、
200%アップだから効果絶大、とはいえませんよね。
もし、アクセスが1000のものが2000になったら、効果があると言いやすいですが。
なので、アクセスがそもそもある所に対して、テスト結果を判断しやすいです。

今テストをしなければいけない要素を洗い出すこと

例えば、広告でA/Bテストをするなら、
例えば、テストする要素は以下のようになります。

  • 広告の見た目の印象
  • 入れる文言の種類(値段やメリット、製品の特徴など)
  • 広告の配信媒体による違い(新聞、ネット広告、鉄道広告など)
  • 同じ媒体での配信対象の違い(新聞なら、各新聞社による違い)
  • 広告を打つタイミングの違い

などなどです。
このように、どのような要素でテストをするのかをはっきりさせること、
そして漏れ抜けをなくすことが大事です。

AとBは明らかな違いを持たせること

明確な目的を持ってA/Bテストを行うことが重要です。
目的を持たないと、なぜテスト結果に至ったのかが判断できないからです。
そして、AとBに違いがなければ、
そもそもテスト結果を受けて、優劣の判断ができないのです。

コンセプトレベルで違いがあればベストです。
違いを持たせると、結果がたまたま起こったことではなく、
ユーザーによる意図的な結果であると推測できます。

スポンサードリンク

テストを実施する前に、検証方法や結果による判断までを設計する

結果が出たら、どうするのかまで事前に考えておかないと、
結果を目の前にして、その後どうしたら良いのか
分からなくなるということもありえます。
そして、A/Bテストをどのように積み重ねたら、
自分のビジネスを成功させられるのかまでイメージしてください。

これはとても難しいと思います。
A/Bテストを続けていくことで、
その度に思わぬ結果が出てくるものです。
または、結果が出ないことがあります。

A/Bの優劣がつかないこともあります。
というより、優劣がつかないことが多いです。
その際にどう優劣を判断するのか、
統計的な手法を使って判断するのか事前に決めておきましょう。

最終的にはA/Bテストを不要にしていくこと

全ての施策にA/Bテストを実施していくのは手間と時間がかかってしまいます。
そして、大事なことは、割けるコストが半減してしまいます。
コストが半減してしまうということは、得られる利益も半減してしまいます。
なので、「当たりをつけていく」ことをしなければ利益の最大化ができません。

A/Bテストをしていくことで、結果的に「当たりをつけていく」、
言い換えれば、「経験に裏打ちされた勘」を自分で積み重ねることが大事で、
そのためのA/Bテストです。
テレビドラマなどで「データ分析をするビジネスマン」が「その道何十年という職人」に対して、
「それはデータが裏付けたもので、間違いないです。
95%の確率で私の理論が正しい」
などと言い、
「そんな理論やデータなんて役立たない。
俺の長年の勘では、それが間違えだ。」
と意見がぶつかるというシーンがあります。
目指すのは職人の道です。
データでの裏づけを一つずつ取っていくのは、
職人になるための修行と思っています。

選択と集中が良かった時代は過去

このA/Bテストを行う大きな目的は、
結果として、経営資源の一極集中による利益の最大化です。
どんなに大企業でも、経営資源に限りがあります。

その限られた資源を無駄に使わず、
儲けを生み出す活動にだけ使う事ができれば、
利益を最も大きくすることができます。

最も良い製品やサービスを作ることができれば、
理論上はもっとも利益を生み出すことができます。

しかし、今の世の中は、製品・サービスがあふれています。
そして、どの製品も、消費者から見たら、いい製品ばかりです。
そんな中、圧倒的に皆が買いたいと思う製品・サービスを作るのは難しいです。

製品の性能はおいといて、

見た目がカワイイから、
カッコイイから、
持っているとステータスになるから、
モテるから、
オシャレだから。

などなど、性能とは無関係の部分で人気がある製品・サービスが多いです。
そして、それらの商品は値段が高くても買ってもらえるものもあります。

例えば、Apple製品。

Ipodなどはその典型で、昔はフラッシュメモリの内蔵された音楽プレーヤーでした。
8GBのメモリ容量のプレーヤーに僕は昔5万円ほど出したのです。
その当時でさえ、その金額はボッタクリだと言われてもおかしくない価格でした。

しかし、そういう商品でも、
持っているとオシャレだから、
カッコイイからと思って僕は買ったのです。
でも、その商品が出てから、新興国などで廉価版の音楽プレーヤーが出て、
1000円前後の商品も出てきました。

Apple製品とはまた違って、安っぽさがあるのですが、
それはそれで、面白い商品でした。僕はそれも買いました。
つまり、Apple製品に飽きてしまった、のです。

A/Bテストによる結果を持って、
最高の性能を手頃な価格で提供できる術を得て、
選択と集中をして、経営資源をフル投入したところで、
消費者に飽きられてしまうという危険性があります。

多様化と言われている現代で、人々の趣味思考は細分化されています。
そんな中で、いつまでも1つのものが支持され続けるというのは、とても稀な事です。
そういった、時代の移り変わり、人々の心の移り変わり
というものも、組み込んだ上で、
職人としての勘を磨いていきましょう。

お名前(苗字のみ)
メールアドレス



スポンサードリンク

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

関連記事

コメント

  1. この記事へのコメントはありません。

  1. この記事へのトラックバックはありません。

スポンサードリンク

自己紹介

みなさま初めまして。けいたろうです。

これまで自分で試してきた方法の中で、行動力を高める方法やマインドを教えます。

詳しくは、自己紹介をご覧ください。
  • このエントリーをはてなブックマークに追加
  • LINEで送る