住宅購入と賃貸のどちらが得かという議論は不要

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僕は賃貸で住んでいるのですが、
よくポストにマンション購入や不動産のチラシがたくさん入ります。
要は売れていないということですね。

不動産販売や仲介業者も大変な苦労をして営業されていると思うのですが、
テレビなどでも度々、「住宅購入と賃貸のどちらが得か」というテーマで
著名人が意見を言い合っています。
どちらが得かと言い切れるのでしょうか。

明らかにどちらかが得であれば、もう一方は淘汰される

これは市場の原理で、どちらかに明らかな得があれば、
もう一方は淘汰されてしまいます。これは明らかです。
もし賃貸に得があるのであれば、購入なんてする人はいません。

両方が議論されているということは、
結局、どちらを選択してもあまり損得に違いがないということでしょう。
なので、損得ではなく、「好き嫌い」で選択すればいいと思います。

販売業者、仲介業者の売り文句

よく賃貸よりも購入の方がメリットがあるという話をされる際、
以下のことが言われますよね。

賃貸はただ払い続けるだけで、購入すれば資産になる。

資産というのは、何もせずとも利益を生み出し続けるものです。
資産になるというのであれば、持ち家は本当にそうなるのでしょうか。

いいえ、固定資産税を始め、メンテナンスなど、
ほぼ定期的に購入してからも維持費がかかりますよね。
それは資産とは言えません。

賃貸は一生払い続ける必要があり、購入は完済すれば管理費のみ

管理費とはマンションの管理費のことを指していると思いますが、
この管理費、それ以外に本当に無いのでしょうか。
修繕積立金がありますよね。
そして、修繕積立金はこの金額で足りるのでしょうか。

ニュースとかで度々耳にしますが、この管理費は販売する時に
一般的に安く設定されていることが多いらしいです。

マンションなら大規模修繕というのがつきもので、
何十年か経過したら、老朽化が進んで建て直しが必要になります。
そうした場合、建て直しに莫大な費用がかかります。

そうした費用を正直に管理費として計算すると、
毎月相当な金額を支払わなければならないことになります。
それでは、購入者が少なくなるので、
少ない金額を管理費として設定しているマンションが多いそうです。

で、実際に大規模改修が必要になると、
今までの管理費では足りないので、追加で何百万円必要です。

という話になり、
その金額を皆が払える訳ではないので、
払って建て直す派と、払わずにこのままにしておく派
で対立する、ということがあります。

ネットで検索したら、この手の話は山と出てきます。
なので、購入したからといって、
大規模改修が終わるまでは安心できないのです。

最新の設備や快適な空間が魅力

最新の設備や快適な空間は、賃貸でも叶えられる話。
最近は、これらに加え防犯という面も重要視されてきていますが、
これらは賃貸でも購入でも手に入れることができます。

賃貸のメリット

替えが利く

購入であれば、金額にもよりますが、
大きい金額になることが多いですよね。
何千万円という物件を何個も買うというのは現実的とは思えません。

もし、住宅購入をした場合、
何らかの都合で引越したくなった場合、
その物件の負債を負い続けることになります。

そうすると、むやみやたらと引っ越すことができなくなります。
賃貸であれば、住む場所を固定せずに済みます。
引越しをしたくなったら、そういった負債などが無いので、
いつでも身軽に引っ越すことができます。

例えば、近隣住民とのトラブル、仕事の都合での転勤、
その他もろもろの理由での引越しが容易になります。

購入前の仮住まい

もし、その物件が賃貸と購入を兼ねているとしましょう。
そうしたら、購入してから後悔するようなことを避けられるかもしれません。
実際に住んでみて、住み心地を確認してから購入すれば良いからです。

周りの人がどんな人かは、実際に住んでみないと分からないというのは良くあります。
僕の仮説ですが、昔ながらの下町で、高齢者が多い町は、はずれが少ないと思います。
昔からの人間関係ができていて、変な人は勝手に引っ越していきます。

今そこに住んでいる人は悪い人はそうそういないはずです。
逆に、新しい町は、その点未知数です。
これから町が作られていくので、どんな人がいるのか分かりません。

購入までの時間稼ぎ

もし、会社の福利厚生や、公的機関からの支援などで
賃貸金額の補助金があったとしたら、それを使うべきです。
将来、不動産価格は一部の都心を除いて落ちると思っているからです。

日本の人口はどんどん減っていっています。
少子高齢化はますます進んでいくでしょう。
そして、日本は移民の受け入れを拒み続け、
外国から入ってくることでの人口増加もしばらくなさそうです。

そうした場合、日本にある住宅は余り始めていきます。
実際に、もうその動きは出ていて、数百万円の物件も出てきています。
先日もテレビ番組で取り上げられていました。

そうした物件はまだ珍しがられていますが、そうした物件が出回ってきたら、
初めて住宅購入のメリットが出てくるかもしれません。

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賃貸でも購入でも、物件選びに大事なこと

他人と比較しないこと

優越感というのが、この損得にかかわってくる重要なカギになります。
販売会社や仲介会社は、この言葉と巧みに使って、購入を勧めてきます。

購入した優越感というのが、
単純な損得で考えられなくしている要因であると思っています。

なので、「家を買うのが夢」、「夢のマイホーム」
といった言葉に踊らされないのが大事です。

不動産のチラシを見ると、
優越感に関するとてもあいまいな言葉が書かれています。

テレビ番組で住宅販売の現場を映したものでも、
「新築は中古と違って住み心地が違います」
などと言っていますが、

住み心地に違いなどあるはずはありません。
1日でも住めば、新築も中古住宅になってしまいます。
冷静に、その物件の価値を判断してください。

その物件の周辺物件の中古価格相場を見る

よほどの田舎でなければ、目当ての物件の周りには、中古物件があります。
そういった物件の相場を調べるのは、
目当ての物件の相場を推し量る意味で有力な情報です。

スマイティなどのサイトでは、地図を元に物件の相場を知る事ができます。
インターネットのおかげで、使えるツールもありますので、
どんどん使っていきましょう。

インフラにどの程度の金額を投資するのかを決める

住宅はインフラです。
自分の稼いだ金額をどのように使うのかは人それぞれですが、
僕は体験価値に投資をしたいと思っています。
何かを体験するということです。

海外旅行に行って、日本にいては分からない、体験できないことを
見聞き知ることで、自分の幅や見聞を広げたり、
本を読んだり映画を見たりすることで、新しい考え方に触れることができたり、
そういう体験にお金を使いたいと思っています。

すると、自然とインフラについては投資金額が減っていきます。
もし、自分が引きこもりでずっと家にいるのであれば、
不動産などのインフラに投資をするかもしれません。

でも、普段は出かけることが多く、家に帰るのは
寝るとき、週末を過ごすとき(週末は外出することも多いですが)なので、
あまり自宅で過ごす時間は多くないんです。

そうすると、家にお金をかけるのがもったいないな、という感覚があります。
外で過ごすとお金がかかるから、と家で過ごす人が増えているようですが、
もしそうであれば、家にお金を使ってもいいかもしれません。

譲れないものは何か

譲れないものだけは、しっかりと基準を持っておいた方が選択しやすいです。
例えば、治安のよさ、オートロック有り無し、
風呂トイレ別か、間取り、最寄り駅までの距離や、バスがあるか、などなど。

僕の譲れないものは治安です。
安心して生活ができないとなると、生活そのものに気を使わなければならず、
仕事や余暇に集中することができません。

これでは、色んな体験をしていこうにも十分に集中できず、
何のために住宅関係のお金を節約しているのか、本末転倒になります。
これらの条件で、譲れないものをピックアップし、
最低限それだけ満たされていればよい、
とすると、随分と選択肢が広がると思います。

まとめ

市場原理を知ることが第一

テレビやニュース・新聞などの話しに惑わされず、
まずは市場原理がどうなっているのかを考える。

明らかにどちらかが得であれば、もう一方は淘汰されるという
市場原理に照らし合わせて考えれば、購入に急ぐ必要はない。

自分の価値観を大切に

他人と比較することで、自分が優位になろうと思うほど、
住宅販売業者の思う壺です。
自分は自分、他人は他人。自分の価値観を大切にしてください。

僕は体験価値にお金を投資したいと思っているので、
あまり住宅にはお金をかけるつもりはありません。
これからも変わらないと思います。

もし、住宅を含めたインフラにそれほどお金を使いたくないのであれば、
それほどお金をかけずとも快適な住環境を求めることになります。

譲れないものを書き出し明確にする

実際に紙に書き出すなり、パソコンに打ち出したほうがいいです。
ぼんやりと頭の中で考えていても、いずれ忘れてしまいます。
絶対譲れない条件を出すことで、選択肢が自ずと絞られてきます。

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