Forex tester2の使い方を、ダウンロードから検証するところまで一気に解説します。
目次
インストールから初期設定まで
フリートライアル版を入手し、インストール。
購入したら、購入者から送られてくるシリアルキーを入力。
言語を日本語にする
画面上部のメニューから、「Tools」→「Language」→「Japanese」を選択。
すると、日本語表示に切り替えられました!
過去の取引データの作成
Forex tester2では、過去の通貨ペアの取引データを利用して、
勝てるだろうと予想した取引の検証を行います。
例えば、ドル円が100円⇒101円⇒102円⇒99円と刻々とドル円の値が変わっていきますが、
時間毎に記録された取引データを元に、
例えば『昨日6時に100円で買って、その日のどこかで102円で売ることができたかどうか。』を検証することができます。
まずは、取引データをダウンロードしましょう。
画面の左上を「ヒストリーモード」にします。
※ヒストリーモードでないと、ダウンロードを行うことができません。
上部メニューから「ファイル」→「データセンター」を開いて下さい。
ウィンドウの左の「シンボル」に通貨ペアがずらっと並んでいます。
僕の場合は、USDJPY以外で取引検証を行わないので、削除してしまっていますが、
みなさんのウィンドウにはその他にも色々表示されていると思います。
この通貨ペアの「文字」の部分をクリックして、文字の背景が青くなるようにしてください。
そして、右上に表示されている「プロパティを変更」をクリック。
スプレッドの設定
皆さんがFXの実際の取引をする会社で記載されているスプレッドを入力します。
※多くの会社では0.3銭であるようですが、ここでは小数点以下は設定できないので、例えば1銭としておきます。
※スプレッドとは、FXの取引を行ってくれる会社に支払う取引手数料のことです。大きい設定をしておく分には、より厳しい取引検証を行えるので問題ありません。ここで0.3銭ではなく、1銭にしたぐらいで負けてしまう取引ルールであれば、多分負けるので実践しない方が良いです。
タイムシフトの設定
初期設定では、アメリカの時間設定になっているので、日本時間の基準で取引検証を行いたいため、9時間足します。
実際の設定は、「+9」にスライドして合わせてください。
これでOKです。
※スワップ、ロットサイズの設定は行いませんでしたがしなくてOKです。
データをダウンロード
サーバーからデータ更新をクリックすると、ダウンロードすることがきます。
なんどもダウンロードするのが面倒なので、全てのデータをダウンロードしてください。
投資判断指標(インジケーター)を表示
FXでは、通貨を売り買いをすることで儲けようとするのですが、
何を基準に売り買いの判断をすればいいのか。
その基準となる指標(Forex Testerではインジケーターと呼びます)を表示することで、投資判断がしやすくなります。
テストモードにして、チャートが出ている画面上でマウスを右クリックして、インジケーターを追加にマウスカーソルを移動すると、右側にドバッとインジケータ一覧が出てきます。
ここではそれぞれの意味は説明はしませんが、この中から選択すると、そのインジケーターをチャート上に追加することができます。
表示したインジケータを保存
Forex tester2を起動する度に、毎回インジケーターを追加していたら大変なので、「テンプレート」というもので保存することができます。
これで、保存できました。
呼び出すときは、チャートの画面上で右クリックして、テンプレートを一発で呼び出せます。
注文してみましょう
テストを始めるための準備
Start Testをクリックしてください。
クリックすると、ポップアップ画面が出てくるので、
テストを始める初期設定
開始日を指定する設定について、
最初にテストをするときは、「データの最初からテストを開始する」を選択
テストを途中から再開するときは、「前回テストを終了した時点から始める」を選択
してください。
そして、下にある、「テスト開始後、一時停止する」をクリックして選択してください。
一時停止をすることで、自分が決めた売り買いのルールどおりのタイミングで注文することができます。
これで、注文することができるようになりました。
注文してみよう
まずは注文するタイミングまで、時間を進めたり巻き戻したりして時間調整します。
時間を進めるときは「スペースキー」、時間を巻き戻すためには「バックスペースキー」を押して調整します。
成り行き注文をする
成り行き注文をする場合は、売買タイミングの時間になったら、
注文→成り行き注文をクリックします。F2キーでも同じく成り行き注文ができます。
逆に成り行き売りをしたら、売ることができます。
指値注文をする
注文タイミングで、注文→指値注文を選択します。F3キーでも同じく指値注文ができます。
シンボル:注文をする通貨ペアを選択
タイプ:買い、売り、買い止め、売り止めのどの注文をするのか選択
ロット:1ロット=10000通貨として取引する業者が多い。たとえば、ドル円の通貨ペアで取引をする場合だと、1ロット=10000ドルの取引をすることになります。1ドル100円だとすると、100万円分の取引をすることになりますよね。
100万円分の取引ではなく、小額取引をしたい場合は、ロット0.1にすると、1000ドル単位の取引ができます。
プライス:売買をしたい金額
ストップロス:売買した場合に、いくらになったら自動的に売るかを設定するものです。ここでは損失の制限をします。
リミット:売買した場合に、いくらになったら自動的に売るかを設定するものです。ここでは利益の制限をします。
なぜ、ストップロスやリミットを設定するのかといいますと、人間だれしも、儲かっている時は、もっと儲かるまでそのまま取引を継続しようとしますし、損している時は、損を取り返すまで取引を継続しようとします。
そうしているうちに、出ていた利益が相場が反転して損したり、損していた金額が、さらに大きな損になってしまう、なんてことがあるので、そうならないように、損失も利益も一定の基準になったら取引して確定してしまおうというものです。
これで、一通り取引ができるようになったはずです。
まずはこれで試してみてくださいね。
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