役立つビジネス書の選び方

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ビジネス書は9割が役立たない?

ビジネス書を読んで仕事のレベルを上げたいという思いでふらりと本屋に立ち寄り、
売り場を見てみると、魅力的なタイトルのビジネス書がたくさんあります。
どれも今すぐに読んでおかなきゃ周りの皆に遅れをとるのではないか。
そう思ってしまいます。

でも、実際にビジネス書を読んでビジネスレベルがグーンと大幅にアップすることってないですよね。
もしそうだとしたら、これまで100冊以上読んでいる僕は、
もう社長に上り詰めていたり、お金の心配をしないで済んでいるはずです。
今自分にとって必要なビジネス書を選ぶ際のポイントをご紹介します。

本の選定

自分がそのビジネス書が必要な理由を考えましょう。

ぱっと手に取ったビジネス書ですが、
本当にそのビジネス書が自分にとって必要なのでしょうか。
理由を挙げてられますか?

「そう聞かれると分からない」
という方がほとんどではないでしょうか。
実際に必要な理由は「ない」ことがほとんどです。

もし、個別具体的な問題を解決するために本を買うのであれば、
書店で人気のビジネス書ランキングのタイトルが
「あんなに漠然としたものにならないはず」
だからです。

タイトルをみても、中身が想像できないものがほとんどです。
5W1Hで理由をしっかり考えましょう。

  • いつまでに習得すべきノウハウ・スキルか
  • どこで(会社、取引先など)使うノウハウ・スキルか
  • だれに(上司、部下、取引先、自分)対して使うノウハウ・スキルか
  • 何のノウハウ・スキルか
  • どのようにノウハウ・スキルを習得するものか

ここで大事なのは、どのようにノウハウ・スキルを習得するべきかということです。
本の役割を考えます。
本の役割って?
本をノウハウ・スキルのマスターするのにどのように活用するのか、ということです。

いくら抽象的な話をしてもお伝えできないので、
ここでは、具体的な例として、
「1ヵ月後までに、自分が段取り力を高めるためのノウハウを、本だけで学ぶ」
とします。

ビジネス本で読まない方が良いタイトルについて

○○ができる30のポイント
など、やたらと数をアピールしてくるタイトルってありますよね。
あれは、30のポイントの一つ一つがとても薄い内容のものを集めたものか、
またはギュッと濃い内容が凝縮されたものが集まっているのかのどちらかです。

前者であれば、もちろん読む必要はありません。はっきり言って時間の無駄ですから。
でも、後者であれば、もちろん読む価値があります。ですが、凝縮されているので、自分で理解するのが難しい場合があります。

その理由はこういう類の本を実際に読んでみると分かります。
多くのビジネス本は目次やあとがきなどを除いた内容が200~400ページぐらいのページ数で作られています。

そうすると、仮に300ページの内容だとして、30のポイントが書かれているものであれば、
1つのポイントについて10ページの内容が書かれていることになります。
10ページ分の内容で書ける内容には限界があります。
その中で意味がある内容を10ページで書くと、
どうしても余分な言い回しを避け端的な表現になったり、
補足説明が省かれてしまうことで、理解力がないと内容を理解できないということもあります。

本は内容が理解できてこそ意味があります。
もし後者の本を手に取られたなら、同種の本を参考書として読んで理解してもらいたいのですが、
そういう本は少ないので、こういうタイトルの本は避けるのが望ましいです。

著者と読者の利害関係があまりない本を選ぶ

著者は本を書くときに、必ず読者を絞って書いています。
そして、著者と読者はほとんどが利害関係者であることが多いのです。
利害の度合いが低い書籍を読むことをおすすめします。
ビジネス書の著者は大きく分けると経営者か専門家のどちらかになります。

  • 経営者の場合
    読者の想定は会社の社員になります。
    主な目的は、経営方針を伝えることです。
    本音の話はしなくて、耳障りの良い理想論に終始する可能性が高いので、
    正直な話、ほとんどは役に立ちません。
  • 専門家の場合
    読者の想定はお客さんと見込み客になります。
    タイトルには、お客さんが困っていそうなキーワードが散りばめられていて、
    いかにも本を読んだら解決できそうな雰囲気を感じますが、
    自分の持っているノウハウを全て出すようなことはしません。
    そんなことをしたら、本だけ買われて自分たちで問題解決されてしまうので。
    本ではノウハウの触りだけを書いておいて、本質の部分は隠していることがほとんどです。
    それはそうですよね、という話です。

「じゃあ、どのビジネス書も役立たないんじゃないの?(怒)」
という話ですが、何も考えずに「読むだけ」であれば、
その通りです。全て役に立ちません。(悲)

でもそれではこの記事を書いている意味がありませんので、
いかにビジネス書から学ぶか説明します。

具体的なノウハウを学び、応用できるように汎用的なノウハウに変えて身に付ける

具体的なノウハウのみに終始してしまうと、応用が利かなくなってしまうので、
その状況だけでしか使えない。 ということになりがちです。

今回の例でいうと、例えば、事前に段取りを組む材料や条件などが出揃っている状態での
段取りを組む方法が本で紹介されているのですが、
実際の仕事の現場では、条件や材料が欠けている状態で
段取りを組むことが多いのです。

そうなると、不完全な現状でどのように段取りを組むのか、
という場面で役に立たないということになります。

少し状況が変わると、対応できない。応用が利かない。
そういう人は、「教えられたことしかできない」受身の人が多い。
そうならないためには、
教えられたこと、学んだことの、内容の意味や目的を考えることが大事。
最近はブログなどで事細かに状況を限定して、今これこれで困っている人向けの具体的な解決方法があります。

料理のレシピとか、ソフトのマニュアルみたいなものです。
1から10まで、一挙手一投足その通りにやれば確かに問題解決はするのですが、
でも、ナゼその方法で解いたのか、ナゼ解決するのに、その道具を使ったのか。
といった理由まで細かく説明してくれる情報はそうそうありません。
道具や、手法の選び方が一番大事なんです。

道具や手法の選び方

一つの問題を解決するのに、色んな道具や手法があります。
例えば、モノを多く売りたい場合を考えます。
道具でいうと、
店頭で売る
インターネットで売る
テレビ通販、ラジオ通販で売る
などの方法があります。

手法の選び方

もし、インターネットで売るという道具を選んだとすると、
手法はざっと言うと、

  • 広告を使ってアクセスを集める
  • ウェブサイトの内容をブラッシュアップする
  • 購入システムを分かりやすくする

など、ざっと考えるだけでも3つの手法があります。

本では一番良い道具と手法が紹介されています。
学ぶべきは
その道具が選ばれた理由はなぜか?
その手法が選ばれた理由はなぜか?
です。
それが本の内容から導くことです。
また、逆に、なぜ他の道具や手法が選ばれなかったのか?も同時に考えます。
そのどちらの答えも最終的には矛盾せずに導けたなら、内容が理解できたことになります。

まとめ

役立つビジネス書の選び方は、
以下の手順で探します。

  1. 自分の悩みや関心をはっきりさせる。
  2. その悩みや関心に一番応えてくれそうな専門家の本を見つける
  3. 書いてある内容から、著者が言っているベストな方法を学ぶ。
    学ぶ際は、なぜその方法がベストなのか、また、他の方法がなぜ採用されなかったのかをしっかりと理解する。これができる本を選ぶことです。
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